40代50代の「寝たきり」予備軍とは、運動器症候群ロコモ

 

40代50代からじわじわ運動器の衰えが始まります

運動器症候群ロコモは、進⾏すると要介護や寝たきりになるリスクが⾼くなり、健康寿命を縮めて「生活活動能力」を奪います。骨や関節、筋⾁など運動器の衰えが原因で、歩⾏や⽴ち座りなどの⽇常⽣活に障害を来たしてしまいます。
「生活活動能力」とは、掃除や洗濯、買い物や調理といった家事から、食事や入浴、洗顔や歯磨き、歩行や排泄といった基本的な行動、言うなれば日常生活に必要な行動をする能力のことです。誰でも「生活活動能力」を維持できれば、健康寿命を延ばせます。

今回は、運動器症候群ロコモのご紹介です。

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平均寿命―健康寿命=日常的に介護が必要な期間

この日常的に介護が必要な期間、つまり「寝たきり」を縮めることができるのです。極端な話、最期を迎えるときまで、「寝たきり」にならなくて済むのです。

 

「運動器症候群:ロコモ」という言葉の提案

2007年、日本整形外科学会は、運動器の健康が健康長寿を実現するとし、要介護となる危険性を回避する目的で、「ロコモティブシンドローム」という言葉を提案しました。 
ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋⾁など運動器の衰えが原因で、歩⾏や⽴ち座りなどの⽇常⽣活に障害を来たしている状態のことを言い、進⾏すると要介護や寝たきりになるリスクが⾼くなります。平均寿命は延びましたが、私たちの運動器は、元々それほど⻑持ちするようにはできていないので、いつまでも⾃⽴した⽣活を送るためには、定期的に運動器のメンテナンスを⾏いながら、⼤切に使い続ける必要があります。
つまり、ロコモとは、寝たきり生活の第一歩を踏み出した状態のことです。

40代、50代の中の予備軍とは、

厚生労働省は、平成18年4月、介護保険に、介護度の軽い高齢者の介護度を今以上に悪化させないことを目標とした「介護予防制度」を導入しました。当初は、介護度の軽い高齢者と、弱ってはきてもまだ人の世話になっていない高齢者を対象としていましたが、介護予防を進めるうちに、大丈夫そうに見えていた40代、50代の中に予備軍が見受けられ、もつと早くから介護予防対策をすることが必要な方が少なからずおられることがわかつてきました。予備軍の方は早速今までの生活を見直して、予防を始めなければなりません。

「運動器の寿命は⾃分で延ばす」

人間の体は使わなければサビつくだけですが、毎日使うことで自然に必要な部分に油を差していけるのです。カラダは正直ですから、使えば使つただけ、きちんと応えてくれるものなのです。 骨や筋⾁は40歳頃から衰え始め、50歳を過ぎた頃から急激に低下します。そのため特に40歳を過ぎたら、ロコモ対策を始める必要があります。運動器は、⾃分の意志で動かすことができる唯⼀の器官。そして骨や筋⾁は、いくつになっても鍛えることができます。「運動器の寿命は⾃分で延ばす」という意識をもち、今⽇からロコモ対策を始めましょう。

転ばぬ先の杖

老後の体力貯金は40代から超高齢社会に突入した日本にとって、あなたが高齢者になった時に「元気いっぱいの高齢者」でいることがあなた自身のためだけでなく、日本社会のためにもなるのです。今50代の方やまして40代の方にとって老後はまだまだ先と考えておられるかもしれませんが、老後の経済的な備えと体の備えは若い時からしつかり整えておくことが必要なのです。

骨や筋肉を鍛えるには

骨や筋肉の役割は、体を支え動かすこと。そのため体重や運動量に応じて、強くなろうとする特性があります。骨や筋肉を鍛えるには、自分で体を動かして、適度な負荷を与えることが必要です。同時に、骨や筋肉の材料となる栄養素を、きちんと食事で摂ることも大事です。

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ロコモのチェック(ロコチェック)

7項目のうち、1つでも当てはまる場合は、ロコモの心配があります。
すぐに、㋹チェックしましょう。

□ 1.  片脚立ちで靴下が履けない
□ 2.  家の中でつまずいたり滑ったりする
□ 3.  階段を上るのに手すりが必要である 
□ 4.  家のやや重い仕事が困難である(掃除機の  使用や布団の上げ下ろしなど)
□ 5.  2kg程度の買い物をして持ち帰の困難   (1リットルの牛乳パック2個程 度) 
□ 6.  15分くらい続けて歩くことができない
□ 7.  横断歩道を青信号で渡り切れない

出典:公益社団法人 日本整形外科学会/ロコモチャレンジ!推進協議会「ロコモ パンフレット2015年度版」より

ロコモを予防するには

ロコモを防ぐには、運動によって骨や筋肉に適度な刺激を与えることが大切です。筋肉は高齢になってもつけることができます。特に足と腰のまわりの筋肉を鍛え、丈夫な足腰を維持することがカギとなります。スクワットや腹筋など軽い運動でよいので、毎日継続して取り組みましょう。
また、運動器の機能を保つには、炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの「5大栄養素」を1日3回の食事からとることも不可欠です。特に高齢者では、ロコモを進行させる「サルコペニア(筋肉減少症)」などを招く「低栄養」に注意が必要ですが、なかでも筋肉をつくるために不可欠なたんぱく質の不足が指摘されています。たんぱく質を多く含むのは、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品です。毎日の食事の中で積極的にとりましょう。
ロコモを防ぐには、運動によって骨や筋肉に適度な刺激を与えることが大切です。筋肉は高齢になってもつけることができます。特に足と腰のまわりの筋肉を鍛え、丈夫な足腰を維持することがカギとなります※3。スクワットや腹筋など軽い運動でよいので、毎日継続して取り組みましょう。
また、運動器の機能を保つには、炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの「5大栄養素」を1日3回の食事からとることも不可欠です。

 

ロコモチャレンジ! 日本整形外科学会公認
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト へ GO

 

●ロコモを知ろう
●ロコモとは?
●運動器とは?
●健康寿命って?
●若いうちから運動習慣をつけよう
●どうしてロコモになるの?

●ロコモ度テスト ガイドムービー
●立ち上がりテスト
●2ステップテスト

◎「ロコモ」を調べて予防しよう
◎みんなのロコモチャレンジ
◎ロコモアドバイスドクター
◎ロコモチャレンジ!とは

ロコモチャレンジ!は、上記の
素晴らしい内容です。

先ず、
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトで
ロコモ度テストを行い、あなた様の現状を知ってください。ロコモ度テストのガイドムービーもお忘れなく。

 

乳酸菌とミドリムシが1つに、毎日するっと快調 【乳酸菌ミドリムシ】

 

まとめ

 

ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。

あなたの老後が、つまり人生の最期が「寝たきり」の「日常的に介護が必要な期間」にならないようにするための予防健康法をお伝えしました。

では、毎日元気に過ごしましょうね。

健康寿命を延ばしましょう。

持続的に健康を維持するための三本柱は、

1. 体に適切な栄養を与え、

2. 定期的に運動をし、

3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。

この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。

では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

健康ネットサンク     代表ノマー

 

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