座り方・立ち方・歩き方の正しい姿勢は健康寿命を延ばします

 

ズバリ「姿勢 」は「健康」に影響します

姿勢が悪いと、健康にもさまざまな悪影響が生じます。

次のような影響があると考えられています。 

1. 肥満の原因は姿勢の悪さから?

2. 肩こりや頭痛・睡眠障害なども姿勢の悪さから?

3. 精神的な不安・不眠症なども姿勢の悪さから?

 

結論から申し上げますと

座り方・立ち方・歩き方の正しい姿勢は健康寿命を延ばします。

持続的に健康を維持する目的は

「あなたの健康寿命をのばしましょう」と言うことです。

健康寿命とは、日常生活において介護を必要とせず、自立した生活ができる生存期間のことです。

今回は、健康に影響を及ぼす「姿勢 」のお話です。
若々しく見える座り方・立ち方・歩き方の基本をお伝えいたします。

 

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座る、立つ、歩く、の基本動作を正しくリセットしてみましょう

 

誰かから「姿勢が悪い」と指摘されたことはありませんか?

姿勢が悪いと、人から見た印象は良くないものです。

姿勢が良い人を見ると「背筋が伸びていてかっこいい」と思いますよね。

しかし、猫背は見た目の印象を悪くするだけではないのです。

将来、体にさまざまな不調を及ぼす原因になってしまうこともあります。

 

では、なぜ悪い姿勢になってしまうのでしょうか?

原因のひとつとして、長時間にわたって同じ姿勢をとり続けていることが考えられます。この影響で、筋肉が不要な緊張を起こしてしまいます。

デスクワークなどで一日中椅子に座る人などは要注意といえるでしょう。正しい姿勢で座ることができていないと、自分流の姿勢で筋肉がかたまってしまい、立ち姿も悪い姿勢になってしまうのです。

『座る』こと、『立つ』こと、『歩く』こと。この3つの行為は、毎日毎日、それこそ意識しないで、無意識に行っている行為ですよね。人のカラダは、『日常』が作り出しているもの。毎日のちょっとしたクセや、自己流の方法・・・などで、良くも悪くもなるわけです。だからこそ、ほんのちょっと『意識して』することで、もっともっと、毎日のカラダとココロが楽しく変わります。 

 

悪姿勢による健康への影響

1.肥満の原因は姿勢の悪さ?

姿勢が崩れると内臓の位置がずれてしまい、内臓に負担がかかります。

負担がかかり過ぎてしまうと内臓が本来の正しい働きをしなくなり、その結果、消化吸収がうまくできなくなり肥満を助長します。

姿勢の悪さは肥満の原因にもなるでしょう。

猫背だと体が前傾姿勢になるため、肺が圧迫されて小さい状態になります。

そのため、体が取り込む酸素の量が減るのです。

体がエネルギーを消費するためには、大量の酸素が必要になります。

取り込む酸素量が減る分、エネルギー消費量が低下してしまうことになるです。

「ダイエットをしてもなかなか痩せられない」という人は、猫背が原因になっている可能性があるかもしれません。 また、血液の流れが悪くなるために、血行不良が起こり、代謝は低下していきます。代謝の低下は、脂肪燃焼効果を下げるため、このことでも、太りやすい体質になってしまいます。

年をとると、カラダの機能は低下して代謝も落ちていきます。姿勢が悪いと、この悪影響にさらに拍車をかけることになるのです。肥満を防止するためにも、日常生活で姿勢を良くしておきたいものです。

 

2.肩こりや頭痛 、睡眠障害など

猫背の状態だと、アゴや頭が前方に乗り出すことになります。
この状態は首にかかる負担を大きくし、首のこりを引き起こす原因になるでしょう。
また、血流も悪くなるため、肩こりや頭痛といった症状につながります。
普段から「肩こりや頭痛に悩まされている」という人は、姿勢を見直してみる必要があるでしょう。 
悪い姿勢をとっていることは、一部の筋肉だけがカラダを支えて、緊張したままで姿勢を維持している状態です。
つまり、カラダの一部に対して特に負荷をかけることになります。そのせいでカラダのあちこちにコリや痛みが発生する原因になります。立ったり座ったりするだけでも、カラダは疲れやすくなります。カラダにコリや痛みがあると、筋肉は緊張したままの状態が続くので、ベッドに入っても寝付くことができず、熟睡できなかったり、ひいては不眠症を引き起こすなど、睡眠障害を招くことがあります。睡眠の質が悪いと疲労もたまってしまいます。 
また、猫背は骨盤のゆがみを招きます。
そして、骨盤がゆがんでいると睡眠障害の原因になるのです。
私たち人間は、リラックスした状態のとき副交感神経が働き、骨盤が開きます。
逆に、ストレスや緊張を感じているとき、骨盤は閉じた状態にあるのです。
通常、骨盤は夜に向かって開いていき、朝に向かって閉じていくという自然な開閉を繰り返しています。
しかし、骨盤がゆがむとこの自然な開閉ができなくなってしまうのです。
その結果、睡眠中も骨盤が閉じた状態になり、緊張やイライラのせいでなかなか寝付けなくなってしまうでしょう。

3.精神的な不安

悪い姿勢は、精神的な面でも悪影響を及ぼします。不眠症は精神的なストレスに繋がります。また、自律神経失調症やうつ病などの精神的な疾患を抱える人は、傾向として浅い呼吸の方が多いようです。
実は呼吸は、姿勢と密接に関係しているのです。姿勢が悪いと、息を吸うときに横隔膜や肋骨をうまく動かすことができなく、十分な空気を体内に入れることができません。そのために呼吸は常に浅くなり、脳内神経伝達物質の活動を抑制し、精神的な不安につながっているようです。さらに姿勢が悪いことで、うつむきがちになることも、後ろ向きなイメージを自身へと植えつけ、うつ病などの原因になるといわれています。胃腸などの不調によるカラダへの不安も精神的な疲労を生みます。

呼吸や姿勢が健康的な生活に大きく寄与することは、様々な研究結果によって導かれています。

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座り方の基本動作を正しくリセットしてみましょう

●悪い座り方

あごを突き出し、猫背になって座っていませんか? 悪い座り姿勢の典型的な特徴は、骨盤が後ろに傾き、背中が大きく曲がり猫背になって、あごを前に突き出していることです。この姿勢は、腹筋や背筋を使っていないので筋力的にはラクな姿勢です。しかし、この体勢を続けていると腰痛、肩こりを引き起こしてきます。
日本人は長く正座をしてきたため、骨格も正座向きになり、重心が前にあるので、イスに浅く腰掛けるのが特長です。浅く腰掛けること自体は悪くないのですが、楽な姿勢をとるために腰に負担をかけて背もたれを使うのが問題点。ここにスマホが加わると、首を前に倒し、腰から背中、首までが丸まった非常に悪い姿勢ができあがってしまいます。

 

●正しい座り方

 

まっすぐ頭を引き上げるようにしましょう。

正しい座り方のコツは、

  1. 座骨を椅子の座面にしっかりと付けて体重をのせる。

  2. 腰椎の弯曲を意識する。

  3. へその下約5㎝、そこから内部に約5㎝のところの臍下丹田せいかたんでん )に軽く力を入れる。

    丹田に意識を持っていくだけで気持ちが落ち着いて無になる感じがします。

  4. 肩の力を抜き、あごを少し引く。

  5. 頭のてっぺんから糸が出ていて、天井の方にまっすぐ引っ張られるのをイメージする。

  6. 上半身全体が天井に引っ張られているのをイメージする。

  7. 体全体がリラックスして、軽く感じられるようになったら完了。

まず後ろに傾いている骨盤を前に傾けて立てます。こうするだけで背筋が伸び、まっすぐになれる人もいますが、多くの人は、まだ肩の位置が坐骨より後方になっています。 背筋を伸ばしたまま、股関節を少し曲げ、頭のてっぺんにつけた紐でまっすぐ天に向かつて引っぱられるイメージで少し伸び上がってください。頭を真上から引っぱられるように、しっかり伸ばす感じです。
この時、腰を反りすぎる人が多いので、最後に意識してお腹を引っ込めて下さい。そうすると、とてもよい姿勢になっているはずです。悪い姿勢は腰にとって大きな負担となります。長時間座って暮らす普段の生活では、腰痛の原因となります。座り方を改善すれば腰痛予防にもなるというわけです。

 

立ち方の基本動作を正しくリセットしてみましょう

●悪い立ち方

年寄りくさい立ち方は、ひざが曲がり、骨盤が後ろに傾き、下腹部を突き出し、猫背になってあごを前に突き出している立ち方で、重心がかかとにあります(かかと荷重)。かかと荷重だと、体のバランスが後ろに傾き転びやすい状態になります。
更年期世代までの女性に多い悪い立ち方は、骨盤を前に突き出し、腰を反りすぎス肩が後方に位置する立ち方です。一見よい姿勢のように見えますが、これもバランス的に問題がある反り立ちです。まだ自分は大丈夫だと思っていても、多くの方はいずれ描背になり、かかと荷重になって、転びやすくなってしまいます。

●正しい立ち方

横から見た時に首のつけ根・肩・ひじ・くるぶしの位置が、キレイな一直線になるよう意識しましょう。腰と壁の距離は、手のひら1.5枚分のスペースが理想です。
正しい立ち方は、まずお腹をしっかり引っ込め、頭のてっぺんにつけた紐でまっすぐに天に向かって引っぱられるイメージで少し伸びにがり、後頭部を少し後ろに移動させます。そのまま、足首から上体を前後に揺らし、重心がスネの前になるところで止めてください。『そうすると、とてもよい姿勢になっているはずです。自分は大丈夫だと思っていても、かなり多くの大が猫背になっているので、意識して矯正してください。また、この矯正法は、ほかのいろいろな動作にも応用できるので、マスターしましょう。

姿勢を矯正すると、たったそれだけで全身の筋肉や関節を健康な状態に戻すことができます。姿勢がいいだけでも、片々しく颯爽と見え、心も晴れやかになることを忘れないでおきましょう。

 

歩き方の基本動作を正しくリセットしてみましょう

●悪い歩き方

垂心を後ろ足に残していませんか?

歩くことは健康寿命を延ばす基本です。歩き方は個人のクセが如実にあらわれるものですが、年齢にかかわらずヨタヨタ歩いていたり、足が上かっていないケースが多々見受けられます。
腹部・背部を中心とした胴体部分を体幹と呼びますが、その体幹部分と足の筋力が低ドすると、格段に転びやすくなります。年をとると転倒での骨折をきっかけに、寝たきり状態を引き起こす危険性が高まります。
高齢者の歩き方は、足を前に一歩踏み出しても重心が後ろに残ったままです。

●正しい歩き方

重心は前足に移動するようにします。
片々しい歩き方は、前に出した足に重心を移動し、歩幅を気持ち広くし、リズミカルに歩くことです。歩く姿勢は、お腹を引っ込め、胸をはり、まっすぐ前を見ると美しくなります。なによりかかと荷重から脱却することが人切です
ウォーキング指導の際、つま先を上げることを意識させるために。かかと接地”を推奨していますが、かかと接地を意識しすぎるとかかとで踏ん張ってしまい重心を前方に移動しにくくなります。
重心を前に移動しにくい年配の方にお勧めなのは、同じ側の手と足を同時に出す江戸時代の飛脚の走り方に由来する「ナンバ歩き」です。同じ側の手を前に出すことによって重心を前に移動しやすくなります。出す足と同じくらいに手を振れば、不自然な感じには見えません。

 

まとめ

では、毎日元気に過ごしましょうね。

あなたの健康寿命をのばしましょう。

持続的に健康を維持するための三本柱は、

1. 体に適切な栄養を与え、

2. 定期的に運動をし、

3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。

この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。

では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

健康ネットサンク     代表ノマー

お名前.com

 

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