緑茶カテキンがもたらす脅威の健康効果から抗酸化作用を紹介

 

カテキンとは、緑茶の渋み成分のことで、タンニンを形成する成分の一部。特に緑茶には良質のカテキンが多く含まれています。
多くのカテキン効果が確認される中で、大注目は老化現象の原因でもある活性酸素を撃退できる抗酸化作用ではないでしょうか。

緑茶は、先人の知恵より健康維持の特別な薬であり、寿命を延ばしてくれるものだと、昔から不老長寿の薬として用いられていました。

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緑茶について、本サイトでは合計7シリーズを
公開して健康情報をお伝えしています。

緑茶リンク

緑茶1
緑茶は紅茶・ウーロン茶と同じ茶葉って知ってました?

緑茶2
緑茶の「煎茶」「玉露」「番茶」「深蒸し煎茶」 の違いは何?

緑茶3
緑茶で「玄米茶」「ほうじ茶」「抹茶」の違いは何?

緑茶4
緑茶成分で「煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」「玄米茶」の違い

緑茶5
緑茶の種類によって効果効能が違いますので比較してみました

緑茶6
緑茶のカテキン成分の効能を得る効果的な飲み方

緑茶7  この記事です
緑茶カテキンがもたらす脅威の健康効果から抗酸化作用を紹介

 

今回は「緑茶健康法」について。緑茶のカテキンがもたらす脅威の健康効果から抗酸化作用をクローズアップしてお伝えいたします。

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カテキンの抗酸化作用 について

 

病気の80%以上は活性酸素が原因

 

悪者の活性酸素の働きとは

活性酸素は,さまざまな老化現象を起す原因として有名ですが体内で自然に発生し身体を守る働きもあります。 


消毒薬のオキシフルです。オキシフル(過酸化水素水)も活性酸素の一種で、体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある。

白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃する。

またエネルギーを作る仕組みの中であまった水素と結合して水になり対外へ排出する働きなどもしている。

このように身体に必要なものでもありますが、

 

活性酸素=フリーラジカル

人間を含めた生物が呼吸し、新陳代謝をしているときには、酸素の約2%が”酸素毒”といわれる「活性酸素=フリーラジカル」になります。

酸素は、酸素原子が2つ結びついた(O2)の対のものですが、何らかの原因でペアを組めない不対電子ができてしまことがあります。不対電子を含む分子は不安定になり、ペアを求めて他の物質とくっつこうとする性質があります。この分子を、フリーラジカルといいます。

活性酸素はこうしたフリーラジカルをもった酸素のことで、その名のとおりラジカル(過激)に他の分子から電子を奪い取ろうとします。

 

活性酸素の発生源

活性酸素が発生する原因を知ることで予防につながります

1.  食べ物をエネルギーに変える時に発生

2.  紫外線や大気汚染によっても発生

3.  加工食品中の有害添加物摂取や殺虫剤によっても発生

4.  レントゲン、電磁波、医薬品などもからも発生

5.  激しいスポーツをした時に発生

6.  強い精神的なストレスを受けたりした時に発生

7.  タバコを喫煙した時に発生

8.  ストレスを感じた時に発生

その他に、
大気汚染・ウィルス・細菌・食品添加物・アルコール・農薬に汚染された食物・薬などの化学物質・車の排気ガス・紫外線・放射線・その他たくさんの身近な様々な要素が原因で大量の活性酸素が体内で必要以上に発生していることが分かっています。体内は活性酸素だらけです。
特にタバコの喫煙が、がんにとって危険なのは、それ自体が発がん物質であると同時に、活性酸素を発生させる元凶でもあるからにほかなりません。喫煙をはじめとする汚染物質を体内に取り込んだり、ストレスなどによって増加します。

 

体に酸素を取り入れています。そのほとんどは、水素と結合して水になるのですが、中には分子構造にゆがみを生じた安定しない活性酸素を生じる

 

その一部が不安定な状態になり、近くの物質と結びつこうとします。物質が酸素と結びつくことを酸化といいますが、活性酸素が体の中でさまざまな「さび」の状態を作るのです。活性酸素が過剰になると、物質が酸化によってぼろぼろに壊れてしまうのと同じ現象が、人体の中でも起こると考えてよいでしょう。

問題なのは、過剰に発生した活性酸素は、脂質と結合して、細胞を傷つけ破壊する「過酸化脂質」という物質に変質してしまうのです。異物を溶かす作用が過剰になって、正常な細胞まで貧食し、私たちの体をむしばんでいくのです。

片っ端から酸化させてしまいます。

私達の身体を蝕んで老化を促進し、シミやシワなどの最大の原因であることもわかってきました。ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病など様々な病気の原因となっています。

 

活性酸素が関与しているかもしれない病気

 

アルツハイマー型認知症・・・脳内に原因の一つの過酸化脂質を生じている。脳の脂質が酸化してできる「老人斑」も多く出現するので、関係がありそう。脳は酸素の消費量が飛び抜けて多く、酸化されやすい物質も多いため、いわば「過酸化脂質化しやすい環境」として研究中です。
糖尿病・パーキンソン病・アトピー性皮膚炎・十二指腸潰瘍・やけど・てんかん・白内障(水晶体のサビ)

 

活性酸素が原因の病気

 

組織細胞が攻撃を受けて弱る・・・・・老化
遺伝子に傷が付く・・・難病・ガン
アレルギー反応を起こす・・花粉症・アトピー・喘息
炎症を起こす・・・リュウマチ・関節炎
過酸化脂質を作る・・・成人病(動脈硬化 等)
潰瘍、ポリープなどを作る・・・・・ガン
ホルモンのバランスを崩す・・生理不順・不眠・更年期障害 等

 

防御機能の衰え

 

人間には、活性酸素(酸素毒)が増え過ぎたときに、消去する酵素が働くという防御機能があります。ところが、40歳以降の壮年期になると、この働きが衰え始め、過剰に発生した活性酸素を処理する能力が低下してきます。過剰な活性酸素は組織細胞に障害を与え、さまざまな病気の原因となり、さらには老化を促進します。
そして
動脈硬化などの元凶となり、脳卒中や心筋梗塞の危険を高めてしまいます。さらに、細胞膜が破壊されると、細胞の核にあるDNAに活性酸素が襲いかかります。活性酸素によってDNAが損傷すると、DNAは誤った遺伝子、つまり突然変異の遺伝子を作り出してしまいます。これが細胞のガン化を促してしまうのです。

 

 

 

活性酸素の発生を抑えるように工夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※EGCg =エピガロカテキンガレート (緑茶への含有量はおよそ59.1%)

 

緑茶カテキンは古くから万病の薬とも言われています。ここでビタミンEの10倍の抗酸化効果を持つ緑茶カテキンの効用が発揮されるのです。
緑茶が持つ抗酸化作用は、EGCg=エピガロカテキンガレート によるところが大きいとされています。

日常的に摂取ができ、尚且つ 安価な抗酸化食品という観点から見ると、緑茶が現実的な印象ですね。

過剰摂取から寿命を縮めるような 抗酸化サプリメントより安全安心です。

 

抗酸化作用を高めるための注意点として、下記に3点あります。

準備するもの:緑茶カテキンの豊富な煎茶を「粉末茶」にしておく。
お茶粉末器で粉末状にしておきます。

本サイト【健康ネットサンク】 

緑茶の種類で「煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」の違いは何? 
で紹介していますので、参考にしてください。

 

1. 粉末状の緑茶で摂取する

2. お湯は少し冷まして淹れる

3. 乳製品と一緒に飲まない

この3つを守ることで、効率よく (EGCg) を摂取することができます

茶葉をそのまま摂取する。

まず粉末状である理由は、抽出物であるお茶よりも、茶葉の方が丸ごと EGCg が含まれているからです。

抗酸化作用が著しく減少するので、乳製品に含まれるたんぱく質とカテキンを混ぜてはいけないようです。

 

付属として、
活性酸素を減らすには、抗酸化物質を食品から摂ることは
重要なので、簡単にご紹介しておきます。

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