胃腸が弱い人へ「胃腸にいいこと」まとめ

 

ページ:10です。 ページ:9からの続きです。

『解決策 10.胃腸が弱い人の半日断食』 を解説

 

胃腸の疲れ症状

胃腸の弱い人は、普段から胃腸に負担をかけない生活を心がけていることと思います。

規則正しい生活・食事時間など毎日同じ時間帯に同じ行動をしましょうとこの記事ではご紹介しています。

暴飲暴食を控えたり、刺激の強い食品には気をつけたりすることでしたね。

でも、ついうっかり食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまうこともあります。

ストレスで心と身体の疲れを溜めてしまうことだってあります。

胃はストレスに弱く、ちょっとした免疫力の低下から体調不良にもなります。

 

食事も3食きちんと摂っているし、睡眠も十分だし、規則正し健康生活なんだけれど、なんか胃腸がスッキリしない!! なんて人いらっしゃいますか?

それは、食事量が少し多いのかもしれません。

知らず知らずのうちに疲れは胃腸にくるので要注意です。

胃腸がスッキリしないのは、胃の疲れの症状が出始めている危険信号です。

そんな日が続くと消化器官が休まる暇がなく、胃も腸もダウンしてしまいます。

 

そんな時は、胃を休ませることをオススメします。

でも「胃を休ませるって?・・・」何のことだと思います

それは内臓休息を目的として得られる断食のことなんです。

断食って聞くと、水だけで食事を摂らない修行僧みたいな辛いことすると思われるかも知れませんが・・・

胃を休ませる断食は、食事を固形物から流動食に置き換えるプチ半日断食のことで、とても簡単です。

 

動物は胃腸の具合が悪い時などは、一切食べないで空腹状態を維持し、自然治癒力で治すと言います。

ヒトも同じで、本来備わっている自然治癒力を呼び起こすために断食で飢餓の空腹状態をつくり、自然治癒力で、胃腸の疲れ程度なら治すことができるかもしれません。

断食はとても奥が深く、断食期間によって方法・断食効果が違ってきます。断食は凄いです。

ここでは説明しませんが、興味のある人は関連記事をお読みください。断食は最強のダイエットです。

 

関連記事

プチ断食でダイエット!やり方とすごい効果のまとめ

 

 

 

胃を休ませる半日断食のオススメ

胃を休める断食は内臓休息を目的として得られる断食効果です。

空腹の時間帯を持つことは胃腸にはとても大切です。

半日断食をすると胃腸を休ませることができ、さらにお腹の掃除を行ってくれます。

毎日18時間の内臓休息で、代謝を上げやすいカラダになります。

半日断食を毎日長期間続けると、断食効果で胃が小さくなって少食になります。

消化・吸収のための器官が休んでいる間は、排泄のための活動が活発になり、毒素も体外へ排出されます。

 

関連記事

プチ断食半日の方法で18時間断食を毎日した体験談

 

 

では、順にご説明いたします。

 

Sponsered Link

 

胃をリセットする方法

ご紹介するプチ半日断食は初心者向けの最も簡単な断食です。

やり方は朝食の固形食を流動食に置き換えるもの。

固形食とは咀嚼(そしゃく)・噛まないと食べれない食品。ごはん、おかずなど噛んで食べるもの。

流動食とは噛まなくても食べれるもの。飲んで摂取できるもの。例えばヨーグルト、野菜ジュース・酵素ドリンクなど。

朝食は食べないのではありません。

固形食ではなく、胃腸に負担のない栄養価のある液状の食品に代替する考え方です。

つまり、朝食をヨーグルトや野菜ジュースや酵素ドリンクに置き換えるだけです。

簡単でしょ。これだけで疲れた胃腸をリセットできます。

 

 

胃を休ませる断食とは

 

胃を休ませる断食には生理学の考え方半日断食のルールがあります。

 

生理学の考え方

生理学では「吸収は排泄を阻害する」という理論があります。

消化・吸収のための器官が休んでいる間は、排泄のための活動が活発になり、毒素も体外へ排出されます。

つまり、

「吸収しないと排泄がよくなる」その結果、血液中の老廃物も少なくなり、血液は浄化されるのです。

そして、

断食中は消化・吸収がストップするので、体のエネルギーを排泄に費やせるのです。

便秘解消にいいので大腸も健康になります。

また、

人体の生理リズムは、おおよそ次の3つに分けられるといいます。

(1)
正午から午後8時までは「栄養補給と消化」の時間
昼・・・食べた物を吸収・消費する時間

(2)
午後8時から午前4時までが「吸収と代謝」
夜・・・食べたものを代謝する時間

(3)
残りの午前4時から正午までを「排泄」の時間
朝・・・排泄の時間

 

このリズムを崩さないためには、これまでご紹介しましたように、食事の時間や就寝、起床の時間をある程度決めて、それを守るようにするのがポイントです。

 

人体の生理リズムから「排泄の時間帯に吸収しないようにする考え方」です。

ですから、朝は消化・吸収のための内臓器官を休ませる方がいいわけです

つまり、朝食を摂らないで内臓を休ませるのですが、

午前中のエネルギーと栄養の確保を固形食ではなく、胃腸に負担のない栄養価のある液状の食品(ヨーグルトや野菜ジュースや酵素ドリンクなど)に代替するわけです。

 

半日断食のルール

効果的に正しく断食を行うための決まり事があります。

1.
固形食を一切食べないで、

プチ断食用の流動食だけを摂取しながら18時間毎日行うと効果が出やすい。

この18時間には重要な意味がありますので、次の項目『胃を休めるのは何時間でしょうか?』
で説明します。

2.
飲み物は、

水・白湯・断食梅干し・栄養価のある流動食・ノンカフェイン茶のルイボスティーなど。

水は1日1.5~2リットルを目安に飲むようする

こまめな水分補給は半日断食のためというよりは健康の基本です。

3.
間食はしない。

4.
アルコールは禁止。タバコも禁止。

(断食18時間はなるべくひかえる)

5.
昼食・夕食の食事は食べる量を腹八分目の少なめに。

食事は常によく噛んで食べる。

6.
夕食を摂ってから、18時間、食事を摂らないこと。

7.
夕食は、なるべく午後8時以前にとる。

半日プチ断食/ファスティングの準備は、前日の夕食時刻から始まっています。

ご自分の職場の昼食時間帯に合わせるように、前日の夕食を摂るといいのですが、

毎日規則正しく同じ時刻に摂れない場合は、16時間~18時間という許容範囲があります。

要は、内臓休息・空腹時間を可能な範囲で多く取ることが目的なので、臨機応変に対応する。

8.
朝食の栄養とカロリーはしっかり摂る。

 

Sponsered Link

 

 

半日断食のやり方(朝食代替・昼食通常軽めに・夕食も通常腹八分目)

 

前出の通り、

午前中のエネルギーと栄養の確保をヨーグルトや野菜ジュースや酵素ドリンクなどで代替する。

 

例えば、ヨーグルトと野菜ジュースの場合

朝起きて、外光を浴びて、コップ1杯のお水や白湯をゆっくり飲みます。前出の「睡眠」項目の通り。

朝食を摂りますが、ごはん・おかずの代わりにプレーンヨーグルト(味をつけたり、果物をまぜたりしていない、生のヨーグルト)、お味噌汁の代わりにカゴメ野菜生活100のように、砂糖・食塩・甘味料不使用の100%ジュースとお水か白湯になります。

もしくは、チーズトースト・ハムエッグの代わりにプレーンヨーグルト、牛乳の代わりにカゴメ野菜生活100とお水か白湯になります。

昼食は正午から13時くらいの間に、通常通りで軽めに。

夕食は17時~19時の間に、通常通りで腹八分目が目安。

 

 

例えば、酵素ドリンク優光泉(ゆうこうせん)の場合

朝起きて、外光を浴びて、コップ1杯の水で割った酵素ドリンク優光泉を20CCゆっくり飲みます(1回目)。

固形食の朝食は摂りません。ごはん・おかず・お味噌汁の代わりにお水か白湯になります。

もしくは、チーズトースト・ハムエッグ・牛乳の代わりにお水か白湯になります。

午前10時頃、コップ1杯の水で割った酵素ドリンク優光泉を20CCゆっくり飲みます(2回目)。

そしてお昼頃、コップ1杯の水で割った酵素ドリンク優光泉を20CCゆっくり飲みます(3回目)。

昼食は正午から13時くらいの間に、通常通りで軽めに。

夕食は17時~19時の間に、通常通りで腹八分目が目安。

酵素ドリンク優光泉の栄養成分表示/熱量…178kcal(100mlあたり)/たんぱく質…0.25g 脂質…0.21g 炭水化物…56.91g ナトリウム…8.7mg(100gあたり)商品区分 清涼飲料水 日本製

 

 

 

胃を休ませる断食効果とは

 

内臓休息を目的として得られる半日断食で得られる効果は

  • 少食・空腹時間を作る半日断食生活で免疫力を高めることができます。
  • 少食・半日断食生活で体質改善に取り組むことができます。

効果は胃腸が弱い人にとっては救世主です。

 

 

胃を休めるのは何時間でしょうか?

 

18時間の消化・吸収・排泄のメカニズム

 

 

「18時間」の意味するところは、

ヒトのカラダは、摂取した食べ物を消化・吸収してから不要なものを体外へ排泄する準備が整うまでには約18時間かかるとされているヒトのメカニズムを意味するものです。

 

この18時間うち、胃の中に食べ物が停滞する時間は2~4時間、(タンパク質の肉類などは消化に時間が掛かるので4時間以上も胃の中にとどまります)

その後、

小腸で7~9時間かけて消化吸収され、

大腸で残りの栄養素と水分が吸収された後に、

最終的に25~72時間かけて便として排出されます。

 

この18時間の消化・吸収・排泄のメカニズムを知れば知るほど、

『一日三食』食べると

一回の食事で摂取した食べ物を小腸で消化吸収しきれないうちからまた新たなたべものを入れることになるため、内臓に大きな負担をかけていたことがわかると思います。

 

1日24時間中で18時間の内臓休息を得るには

1.前日夜19時:夕食を摂るとします

2.今日の昼13時に昼食を摂ると、前日夜の夕食から18時間経過

 この間は固形食を摂らないので胃腸を休ませることができます

3.今日の夜19時の夕食を摂ると、昼食から6時間経過

 

このように『一日二食』の食事ですと、

この「18時間の消化・吸収・排泄のメカニズム」で、

しっかり休むことができます。

ヨーグルトや濃縮野菜ジュース・酵素ドリンクなど

朝食を栄養価のある液体状の食べ物に変えて、

明日の昼食まで断食すれば、

大切な内臓達に18時間の臨時休養を与えることができるのです。

このような理由により慢性疲労を改善することができるわけです。

 

 

空腹期収縮 お腹が減ると『グーッと』鳴るあれ

 

半日断食をすると胃腸を休ませることができ、
さらにその掃除を徹底的に行ってくれます。

 

お腹が『グーッと』鳴ると、
十二指腸から分泌される『モチリン』による
胃のお掃除現象が始まります。

『グーッと』鳴るのは胃が強く収縮するからで、『空腹期収縮』と呼ばれるものです。

次の食物を受け入れる準備を整えていると考えられています。

個人差はありますが、

空腹期収縮は90~120分間隔で(15回から30回)繰り返し起こることが分かっています。

 

『グーッと』鳴ったからといって、すぐには食事を摂らない方がいいです。

折角、

お腹をきれいに掃除してくれているのですから、空腹期収縮の90~120分は待ちましょう。

そして、

強収縮が起きやすいのは夜間です。

睡眠中に何度か収縮してすっかり掃除し、朝、それを便として出す生理リズムがあります。

だから

空腹の時間帯を持つことは胃腸にはとても大切です。

 

 

 

まとめ

 

私も、胃腸は丈夫な方ではありません。

ですから、胃弱でお悩みの方々の気持ちがよくわかります。

あれも伝えたいこれも伝えたいと思い長文になってしまいました。

何か、ほんの一つでもヒントになったものがあれば、嬉しく思います。

 

不随意筋である胃腸は動かそうとしても、思いどうりに動きませんから。

しかし、体を鍛える事で体力は増えます。

規則正しい生活を送っていれば、細胞一つ一つが元気に生まれ変わります。

「よく動き、よく食べ、よく眠る」

これが胃腸強化の合言葉ですね。

一緒に頑張りましょう。

 

では、毎日元気に過ごしましょうね。

そして健康寿命を延ばしましょう。

持続的に健康を維持するための三本柱は、

1. 体に適切な栄養を与え、

2. 定期的に運動をし、

3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。

この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが
本サイト使命です。

では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

健康ネットサンク     代表ノマー

 

Sponsered Link

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ