胃腸が弱い人へ「胃腸にいいこと」まとめ

 

ページ:8です。 ページ:7からの続きです。

『解決策 8.胃腸が弱い人の呼吸法』 を解説


便秘解消の簡単エクササイズ

内臓には体全体に流れている血液の3分の2が集まっています。

内臓のバランスが崩れると、腸が硬くなり、腸の蠕動運動が難しくなります。

蠕動運動(※ぜんどううんどう):
腸内の内容物(ウンチくん)を肛門まで運ぶ動きのことでしたよね

宿便とガスから発生した毒素が体を流れる血液を汚します。

汚れた血液は、臓器に負担をかけ、慢性疲労、消化不良、便秘、胃潰瘍、下痢、糖尿、不眠症、生理不順、吹き出物、頭痛など、さまざまな疾病を引き起こします。

お腹の筋肉を動かすことで、熱が発生し脂肪が分解されるだけでなく、内臓全体が刺激されて、健康になります。

便秘解消の簡単エクササイズのやり方

足を肩幅に開いて、平行に立ち、軽くひざを曲げます。

背筋を真っ直ぐにして、お腹に手をあてて、親指の先がおへその上にくるようにします。

この体勢でお腹をふくらませたり、へこませたりします。

最初は慣れないので呼吸は無視してかまいません、とにかくお腹を動かすことに集中しましょう。

慣れて来たら、腹式呼吸でします。

お腹を膨らませる時に息を吸い、へこませる時に息を吐きます。

いつでもどこでもできますので、継続してください。

そうです、これが、呼吸法の基本の「腹式呼吸」ですね。

 

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では、呼吸法の話に移ります

普段の「浅い呼吸」を「深い呼吸」へと導き、体と心を整えるのに役立つのが「呼吸法」です。

ストレスが多く、運動不足の現代人には、必要不可欠な素晴らしい健康法のひとつなので、今回、腹式呼吸と胸式呼吸を覚えましょう。

無意識に行う普段の「呼吸」に対して、意識的に行うのが「呼吸法」。

呼吸法を行うことで、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)が刺激され、姿勢が良くなります。

姿勢を支える抗重力筋の多くは、運動時に呼吸を補助する筋肉です。

特に、

脊柱起立筋は、背すじを立てるのに重要な筋肉で、呼吸運動で強化できるからなのです。

また、

内臓や血管の働きをコントロールする自律神経の調整をするので、

便秘や冷えといった不調の改善にも効果的なのです。

呼吸法の効果

1.心が落ち着く
 呼吸と脳は非常に密接で、リラックスに関わる脳内物質
  「セロトニン」の効果によります。
2.若々しい姿勢になる
 前出の通り、姿勢を支える抗重力筋の強化の効果から。
3.肩こり、首こり改善
 呼吸は、肩や首の筋肉も働いているので、筋肉強化の効果
 血流を良くする作用から期待される。
4.代謝アップ・ダイエット
 お腹を大きく伸び縮みさせ、呼吸に関わる筋肉に強く作用
 して筋トレ効果を得ることも、ロングブレスダイエットも
 効果的になる。
5.自律神経を整える
 最大のメリットは自律神経が整い、
 腸の調子が良くなったり、冷えも改善する。

 

腹式呼吸

お腹が膨らみ、横隔膜を上下に動かす呼吸。
吐くときにお腹をへこませ、吸うときにゆるめることで、
横隔膜を普段の呼吸より、大きく上下させる。
できるだけゆっくりと繰り返してみましょう。

《吸う》
お腹をゆるめながら息を鼻から吸う

《吐く》
口から細く息を吐きながらお腹を凹ませる

 

胸式呼吸

胸が膨らみ、肋骨を広げる呼吸。
加齢や運動不足によって、
胸や背骨の柔軟性が失われるため猫背になりやすいが、
胸式呼吸は「特に猫背を防ぐ」

《吸う》
肋骨に手を当て、
吸う
肋骨の側面を包むように、肋骨の下あたりに、
両手を当て
る。
胸を膨らませながら、鼻から息を吸う。

《吐く》
吐きながら、肋骨を戻す
口からゆっくりと息を吐きながら、
肋骨が縮まるのを意識
しながら、
胸をゆるめる。

 

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