平均寿命と健康寿命の差を少なくするように運動器を鍛えよう
老人になって寝たきりはごめん!年寄り介護不要の運動器鍛え
日本は世界トップレベルの長寿国になりました。
日本人の平均寿命は男女合わせた平均で83.7歳。しかし、世界保健機構(WHO)が策定した日本人の平均健康寿命は、2016年時点で74.9歳(男女合計)健康寿命世界1位です。
健康寿命とは、
日常生活において介護を必要とせず、自立した生活ができる生存期間のことです。
今回は、本サイトの目標でもあるります
「健康寿命を延ばす」
という大切なテーマです。
「平均寿命と健康寿命の差を少なくするように運動器を鍛えよう」というお話をお伝えいたします。
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目次
健康寿命を延ばしましょう。
そして「生活活動能力」を維持しよう。 とは何でしょうか?
平均寿命83.7歳―健康寿命74.9歳=8.8年
平均寿命-健康寿命=日常的に介護が必要な期間
この8.8年は、日常的に介護が必要になっているということです。つまり、病気や事故、または身体の老化などによって「生活活動能力」を奪われて「準寝たきり」・「寝たきり」になっている期間です。
「生活活動能力」とは、
掃除や洗濯、買い物や調理といった家事から、食事や入浴、洗顔や歯磨き、歩行や排泄といった基本的な行動、言うなれば日常生活に必要な行動をする能力のことです。誰でも「生活活動能力」を維持できれば、この寿命と健康寿命の差を縮めることができるのです。つまり、極端な話、最期を迎えるときまで「寝たきり」にならなくて済むのです。
団塊の世代
65歳以上を高齢者として、2007年には21%を超えて超高齢社会となりました。人類史上例のない凄いスピードで高齢化が進んでいます。
高齢者人口はさらに増え続け、団塊の世代が65歳以上になる2015年には3000万人を超え、団塊の世代が75歳以上になる2025年には3500万人に達すると見込まれています。
団塊の世代(だんかいのせだい)とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を指す。焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代に当たり、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のことである。第一次ベビーブーム世代とも呼ばれる。日本経済においては第二次世界大戦後の高度経済成長、バブル景気を経験している。この用語は堺屋太一の小説、「団塊の世代 (小説)」に由来している。
抜粋:ウィキペディア
10年後・20年後を想像してみましょう
2013年には高齢化率が25・2%で4人に1人が高齢者となり、さらに2035年には33・7%で 3人に1人が高齢者ということになると見込まれています。今40歳の方が高齢者の仲間入りをした時、3人に1入が高齢者なのです。
その頃に国や自治体が高齢者を守るといっても、人的にも経済的にも限界があります。
現役世代の人に介護してもらおうと思っても一部の人しかそれを受けられなくなるということは少し考えればお分かりになると思います。当然のことながらほとんどの人は、自分自身が寝たきりになって介護をされたい、と思って年齢を重ねてはいません。寿命が尽きるその瞬間まで、自分の身の回りのことは、自分で行いたいと願っているはずです。
人間は何歳まで生きれるのでしょうか?
2015年における日本の平均寿命は、男性が80.75歳、女性が86.99歳となった。健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳で、男女とも健康寿命は1位だった。近代以前の50年程前までは平均寿命は50歳くらいだった。比較するとものすごい延びで驚きます。やはり医療・介護の進歩、食べ物の向上などが要因と思われますが、「寝たきり」で生かされている期間の加算も否めません。
よく聞く話に、人間の寿命は遺伝子(致死遺伝子)上では、120歳くらいとされていると言います。しかし、致死遺伝子は、ストレスなどの外的要因や生活習慣によって、かなり変動します。そのほか、病気や、事故により、命を落とす場合も多々あります。また、子孫を残すと言う考えからいけば、生殖器が衰えてくる時期(35才くらい?)+子供を育てる(+15才くらい?)の50才くらいまでが、医療の発達してない所での寿命になるのでは無いかと言われています。
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「生活活動能力」を維持するには?
自立度の低下や寝たきり、つまり要支援・要介護状態は健康寿命の最大の敵です。そしてその要因の第1位は「運動器の障害」だということをご存知ですか?
「元気いっぱいの高齢者」になるにはどうすればいいのでしょうか?それには内臓の健康もさることながら、手足や体幹といった「運動器」の健康が重要だと言われています。
人間のカラダは機能ごとに分業しています。気管や肺などの「呼吸器」・心臓や血管などの「循環器」・胃や腸などの「消化器」そして「運動器」があります。
「運動器」とは、体を動かす手足や背骨のことで、運動器を構成する主な要素には骨、軟骨、関節、それを動かす筋肉、靫帯、神経などがあります。普段何気なく動かしている「カラダ」ですが、私たちが⾃由に体を動かすことができるのは、「運動器」の働きによるものです。
「運動器」とは、骨や筋 ⾁、関節のほか、脊髄や神経などが連携し、体を動かす仕組みのこと。どこか1つでも障害されると、体はうまく動かなくなるのです。
寝たきりとなる主な原因とは
要介護の原因
要介護になる理由は脳卒中(37.9%)、老衰(15.2%)、認知症(10.1%)、骨折・転倒(12.4%)、関節疾患(5.5%)などです。
要支援の原因
一方、要支援は老衰(22%)、関節疾患(18%)、脳卒中(12%)、骨折・転倒(11%)、心臓病(7%)などです。
(平成12年度厚労省国民生活基礎調査)
自立度の低下や寝たきり、つまり要支援・要介護状態は健康寿命の最大の敵です。
前出で申しましたように、その要因は「運動器の障害」だということ覚えてください。
要介護や寝たきりは、本人だけでなく家族など周囲の人にとっても問題になります。
自分のみならずあなたの大切な家族や友人などのためにも運動器の健康を維持しましょう。
健康な状態から要支援・要介護状態に至るまで移動機能は密かに衰えてきます。
移動機能の低下に気を付けましょう。
下記の5項目に注意して、気が付いたらすぐに対処しましょう。
そのままにしておくと、将来は、要介護や寝たきりがベッドを用意して待っています。
1. 運動習慣のない生活
2. 痩せすぎと肥満
3. 痛みやだるさの放置
4. 活動量の低下
5. 運動器の故障
骨や筋肉の量のピークは20~30代だということをご存知でしたか?
骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで、強く丈夫に維持されます。
弱った骨や筋肉では、40代・50代で身体の衰えを感じやすくなり、60代以降、思うように動けない身体になってしまう可能性があります。
筋肉、骨と同様に軟骨や椎間板にも運動や生活活動によって適正な負荷がかかることが必要です。
ただし、過度なスポーツや過体重によって「負担をかけられすぎる」と、軟骨や椎間板は逆に傷んでしまうことになります。
また、やせすぎると筋肉や骨は弱くなってしまいます。肥満もやせすぎもよくありません。
寝たきり生活は、避けないといけない
下記は障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)より抜粋しました。
準寝たきり・寝たきりになりたくないですね。
最低でも、いや、いや。生活自立【ランクJ】で十分ですね。
寝たきりよりずっといいです。
寝たきりで終わる人生にしたくない・・・・
だから!!!「運動器」を鍛えて 、若いうちから運動習慣をつけよう!!!
とりあえず ロコトレから 「片脚立ち」と「スクワット」を始めましょう。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)
生活自立【ランクJ】
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
1. 交通機関等を利用して外出する
2. 隣近所へなら外出する 。準寝たきり【ランクA】
屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない。
1. 介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
2. 外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている 。寝たきり【ランクB】
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であ るが、座位を保つ
1. 車いすに移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2. 介助により車いすに移乗する 。寝たきり【ランクC】
一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
1. 自力で寝返りをうつ
2. 自力では寝返りもうてない抜粋: (平成3年11月18日 老健第102-2号 厚生省大臣官房老人保健福祉部長通知より一部改)
国家運動のご紹介です。ご存知でしたか?
「健康寿命をのばそう!」
「スマート・ライフ・プロジェクト」のご紹介
【厚生労働省健康局健康課】
「スマート・ライフ・プロジェクト」は「健康寿命をのばしましょう。」をスローガンに、運動、食生活、禁煙の3分野について具体的なアクションの呼びかけを行う国民運動です。
スマート・ライフ・プロジェクトでは、生活習慣病を予防し、健やかな生活を送るため「適度な運動」「適切な食生活」「禁煙」の3つのアクションを提案します。今年度からは、これらのアクションの他、健診・検診の受信を新たなテーマに加え、更なる健康寿命の延伸を、プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら推進しています。
まとめ
寝たきりで終わる人生にしたくない・・・・
だから!!!「運動器」を鍛えて 、若いうちから運動習慣をつけよう!!!
とりあえず ロコトレから 「片脚立ち」と「スクワット」を始めましょう。
では、毎日元気に過ごしましょうね。
健康寿命を延ばしましょう。
持続的に健康を維持するための三本柱は、
1. 体に適切な栄養を与え、
2. 定期的に運動をし、
3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。
この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。
では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
健康ネットサンク 代表ノマー
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