緑茶で「玄米茶」「ほうじ茶」「抹茶」の違いは何?

 

緑茶は、栽培方法や加工方法から特長や効果が絶妙に変わっています。
「煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」「玄米茶」の
それぞれの種類の違いなど
正しい緑茶の効能を学ぶことは、
日常的な習慣として食する緑茶を更に豊かにします。

緑茶について、本サイトでは合計7シリーズを
公開して健康情報をお伝えしています。

緑茶リンク

緑茶1
緑茶は紅茶・ウーロン茶と同じ茶葉って知ってました?

緑茶2
緑茶の「煎茶」「玉露」「番茶」「深蒸し煎茶」 の違いは何?

緑茶3 この記事です
緑茶で「玄米茶」「ほうじ茶」「抹茶」の違いは何?

緑茶4
緑茶成分で「煎茶」「玉露」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」「玄米茶」の違い

緑茶5
緑茶の種類によって効果効能が違いますので比較してみました

緑茶6
緑茶のカテキン成分の効能を得る効果的な飲み方

緑茶7
緑茶カテキンがもたらす脅威の健康効果から抗酸化作用を紹介

 

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今回は「緑茶健康法」について。

緑茶の「玄米茶」「ほうじ茶」「抹茶」 の違いは何?ということで、
栽培方法から加工方法、製品の特長をご紹介します

 

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玄米茶


水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶のことです。
炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが特徴です。
玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少なくなり、
カフェインが少なく、お子さまやお年寄りの苦味の苦手な方にも飲みやすいお茶です。

γ-オリザノール(ガンマオリザノール)は、玄米茶の原料となる玄米に含まれている
ポリフェノールの一種で、肥満や糖尿病を予防する働きがあります。

GABAはアミノ酸の一種で、コレステロールと中性脂肪の増加をビタミンEは、
強い抗酸化作用を持つビタミンで、血行を促進し老化を防ぐ働きがあります。
抑える働きがある成分です。

【製法】玄米を炊いて炒り、ほぼ同じ量の番茶や煎茶をブレンドします
【成分】玄米、カテキン類、アミノ酸類、ビタミンCほか
【特徴】緑茶の風味と炒り米独特の香ばしさがあり、
    薄めでさっぱりとした口あたりです。
    玄米茶はカフェインが少ない

おおよその値段の目安
一杯あたり(3g)6円~18円
100g当たりの値段200円~600円

 

 

ほうじ茶


煎茶、番茶などの茶葉をキツネ色になるまで強火で
焙じて(ほうじると言います)香ばしさを引き出したお茶のことです。

焙(ほう)じる:火であぶってしめりけをなくすこと。焙煎のこと

高温で焙煎するので、カフェインが昇華して苦みが飛ぶので、
子供やお年寄りの苦味の苦手な方にも飲みやすいお茶です。
香ばしさとすっきりとした軽い味が特徴です。

煎茶に比べて、アミノ酸(旨み)、カテキン(渋み)だけでなく、
カフェイン(苦味)、ビタミンCも少ないお茶になります。
香ばしくさっぱりしているので、脂っこい食事の後や寝る前にもおすすめです。
料亭などでも食事中に出されることが多いお茶です。

【成分】タンニン・アミノ酸類、ビタミンCほか
【特徴】香ばしい香りが口の中をすっきりさせるので、
    食後のお茶として広く好まれています。
    カフェインやタンニンが少ない

 

おおよその値段の目安
一杯あたり(3g)9円~45円  
100g当たりの値段300円~1,500円

 

 

抹茶(まっちゃ)・碾茶(てんちゃ)


てん茶を出荷する直前に石臼で挽いたものが「抹茶」です。
石臼でお抹茶に碾きあげる前の原葉のことを「碾茶」というそうです。
玉露と同じような栽培方法(覆下茶園)で茶の葉を育てます。
一番茶を原料としますが、蒸した後、揉まずにそのまま乾燥し、
茎や葉脈などを除いた後、細片が「てん茶(碾茶)」となります。

【製法】日光を避けて育てた新芽を、蒸した後揉まずに乾燥させ、
    葉脈を取り除いて石臼で挽き粉にします。

【成分】カテキン類、カフェイン、アミノ酸類、ビタミンCほか
【特徴】茶道には欠かせないお茶。まろやかな甘味が特徴で、
    渋みはほとんど感じさせません。

    葉そのものを飲むので香りも味わいも格段に深く、
    お茶に含まれる健康な成分も無駄
なく口にすることが出来ます。

おおよその値段の目安
一杯あたり(2g)30円~200円  
100g当たりの値段1,500円~10,000円

 

 

新茶

「新茶」とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことで、
一番茶と呼ばれることもあります。
新茶は、カテキン(渋み)・カフェイン(苦み)が少なく、
逆にテアニン(旨み)が多いため、若葉ようなのさわやかな香りが特徴です。

 

棒茶

「棒茶」とは 出物といわれるお茶、「茎茶」とも言われ、
煎茶や玉露などの仕上げ加工中に出てくる茶の茎の部分を集めたものですが、
この「棒茶」の一種を「白折(しらおれ)」と言います。

特に「玉露」の「棒茶」を京都では「雁ヶ音(かりがね)」と言います。

一般に白っぽい色で、味はすっきりとしています。

=「煎茶」を作る工程で出てくる茶の茎の部分を集めた「お茶」

 

 

粉茶 出物といわれるお茶

「粉茶」はお茶の加工段階で、葉が擦れたり砕けたりしたものです。
お寿司屋さんで出てくる「あがり」はほとんど、この粉茶が使われています。

芽や芯が混ざっているので、良い物にあたると意外と美味しい場合があります。
=「煎茶」を作る工程で葉が擦れたり砕けたりした「お茶」

おおよその値段の目安
一杯あたり(3g)4.5円~18円  
100g当たりの値段150円~600円

 

 

粉末茶 (パウダー茶)

粉末茶(ふんまつちゃ)とは煎茶を機械でパウダー状にしたものです。
湯飲みに粉末を入れてお湯を注ぐだけなので、急須がいらず、茶殻も出ません。
いつでも簡単に、おいしい緑茶をいただけます。
最近では回転寿司屋さんのテーブルなどによく置いてあるインスタント茶です。

粉末茶はお茶の葉をそのまま粉にしているので、カテキン、ビタミンE、
食物繊維などの有効成分すべてを摂ることができます。

お茶の葉を抽出した時に、溶け出してくるのはカフェインや
カテキンなどの水溶性成分だけです。ビタミンA(カロチン)ビタミンE、
食物繊維などの不溶性成分を摂取するにはお茶の葉を食べるのが一番なので、効果的です。

【加工法】仕上げ加工後の茶を粉末状(パウダー)にします。
【成分】 カテキン類、カフェイン、アミノ酸類、ビタミンCほか
【特徴】 茶葉をそのまま粉にしているので、カテキン・ビタミンC・E、
     食物繊維などの有効成分すべてを摂ることができます。

 

おおよその値段の目安
一杯あたり(0.3g)1.5円~3円  
100g当たりの値段500円~1,000円

 

 

 

まとめ

生活習慣病に効果が期待されるお茶の効果は、
毎日飲み続けないと意味がない、まさに
生活習慣としてとり続けてこそ意味があるものだと
理解しましょう。

毎日元気に過ごしましょうね。

そして健康寿命を延ばしましょう。

持続的に健康を維持するための三本柱は、

1. 体に適切な栄養を与え、
2. 定期的に運動をし、
3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。

この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。

では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。 

健康ネットサンク 代表ノマー

お茶健康法の続き や その他飲物健康法を
ご覧ください。

 

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