バナナ安全?バナナのポストハーベストとは?
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生協のコメントを抜粋します
生協では、バナナも含め、実際に扱っているものを検査して安全性を確かめています。インターネットなどを通じて“うわさ”のような情報もまことしやかに伝わり人の行動を左右するような時代ですが、生協は検査結果などのきちんとした科学的情報にもとづき、地に足のついた事業活動をしています。
東海コープ商品安全検査センターでは残留農薬検査を過去10年間実施してきましたが、バナナから高濃度の農薬や防かび剤が検出された例はなく、検出されないか、検出されても他の野菜や果物と同じような濃度のものです。
完全無農薬のバランゴンバナナとは
完全無農薬のバナナが身近に売っていました。
それは、生協の生活クラブで扱っています。
そのバナナのネーミングはエコバナナ・「民衆交易」の産直バナナという「バランゴンバナナ」です。
「バランゴンバナナ」は、大きさにばらつきがあり、皮の表面に傷なども目立ちます。
大丈夫かな?このバナナって思っちゃうようなバナナ。
「バランゴンバナナ」は、値段がちょっと高いけれど、コクのある甘みが人気です。
高い値段は、健康への安心料。そして生産者の有機栽培とポストハーベストなしの手間賃です。
「バランゴンバナナ」は、フィリピンの農民たちの自立のための応援から、生協が協力して始まりました。
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ポストハーベスト農薬不使用
バランゴンバナナとは、フィリピンのバランゴン地区で作られているバナナです。
ネグロス島から始まったバランゴンバナナの交易はより一層の品質向上、出荷の安定を目指して栽培技術の向上、輸送の改良等に取り組みつつフィリピン各地に広がっています。
大企業を通してではなく、直接現地の生産者の人と公正な取引をしているATJ(オルター・トレード・ジャパン)という団体から
公正取引(こうせいとりひき、フェアトレード、公平貿易)とは、
発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、
立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。
オルタナティブ・トレード(Alternative Trade)とも言う。
連帯経済の一翼を担う活動でもある。
「公正取引」という表現は政府との関係がある組織(例:公正取引委員会)
にも使われているので、誤解対策のために
「適正な報酬での取引」という交代表現も使われている。
出典抜粋:ウィキペディア
バランゴンバナナの2つのポリシー
一つ目は
農薬や化学肥料に頼らず自然を守りながら無農薬で栽培され、収穫後も防カビ剤や防腐剤を一切使わない安心して食べられるバナナ。
二つ目は
フィリピンの農民たちの持続的な生産と自立を応援し、生産者と私たちを結ぶバナナ。
バランゴンバナナはつくる人にも、食べる人にもやさしいバナナだそうです。
防カビ剤がかかっていないということは、無農薬なので、軸の部分がカビていたりすることも多々あるそうです。
むしろ
収穫後に防カビ剤や防腐剤を使っていないだけでなく、無農薬で、しかも化学肥料を使わずに栽培している証拠のようなものです。
やっぱり無農薬、防カビ剤が使われていないことのほうが私達にとっては大事ですね。
バランゴンバナナ輸入過程全体
バナナは花がついてから3ヶ月ほどで実が大きくなり収穫となります。
バナナは、まだ青くて硬いうちに収穫されます。
収穫されたバナナは生産者自身が集荷所まで担ぎ出します。
収穫されたその日のうちに、パッキングセンターに運ばれ、洗浄・箱詰めが行われます。
箱詰めされたバナナは、収穫後36時間以内に冷蔵保管されて、産地からマニラに集結されさらに国際船の冷蔵コンテナで日本まで5日間で運ばれます。
輸入バナナは通常農薬の100倍以上強い防カビ剤などの薬「ポストハーベスト」が使用されますが、バランゴンバナナには一切使用しません。
そのため、日本に届いた時に虫が発生している場合があります。
現在の輸入バナナは、シアン化水素による燻蒸(くんじょう)という方法が使われています。
シアン化水素は揮発性が高いのでバナナに残留しません。
全ての輸入バナナに燻蒸が行われるという訳ではないそうです。
日本にバナナが到着した時に害虫が1匹でも確認されたもののみがコンテナごと殺虫されるそうです。
輸入されたばかりの青いバナナは、室(ムロ)と呼ばれるところで追熟され、黄色くなります。
室は、温度・湿度などが管理された熟成室で、バナナはここで少量のエチレン(植物ホルモン)を与えられ、おいしく熟成するのを待ちます。
「有機JASマーク」が付いている輸入青果物であればくん蒸処理はされておらず、ノンポストハーベストです。
また栽培時に化学農薬も使用されておりません。
バナナの色付け参考(追熟作業)
8分44秒
追熟したバナナはトラックに積まれ、各地へ出荷されます。
各地へ届けられたバナナは、スーパーなどの店頭を通じてみなさんの食卓に並びます。
生活クラブで、無農薬バナナを普通に手にいれることができます。
まとめ
大企業を通してではなく、直接現地の生産者の人と公正な取引をしているATJ(オルター・トレード・ジャパン)さんと生協さんの取り組みから生まれたバランゴンバナナのご紹介のようになってしまいましたが、私は決して生協さんの回し者ではありません。(笑う)
ただ、前出のバランゴンバナナの2つの企業ポリシーにとても深く感銘を受けて応援をしている一購入者です。
高い値段のものには、
生産工程など手間暇が掛かった価値の理由があり、
もちろん、
安い値段のものにも
それに見合った工程やリスクの理由があります。
安さの背景には必ず裏事情があるので、それを理解することです。
一人ひとりが目の前の安さに踊らされず、安全な農業を守る意識と買い支える意識が必要だと思います。
フィリピンの現地住民の人達の反対を押し切ってまで、胎児に影響する農薬空中散布を続けてまで、健康被害を出してまで、アグリ・ビジネスを続ける大企業を応援しますか?
これからは消費者が決めるの時代です。
企業理念に合わなければ、商品に不満があるなら、
その会社の商品を購入しなければいいだけです。
企業が買ってほしと思うようになれば、消費者の意見を考慮してくれるようになります。
では、毎日元気に過ごしましょうね。
そして健康寿命を延ばしましょう。
持続的に健康を維持するための三本柱は、
1. 体に適切な栄養を与え、
2. 定期的に運動をし、
3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。
この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。
では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
健康ネットサンク 代表ノマー
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タグ:バナナ, バランゴンバナナ, ポストハーベスト農薬, 完全無農薬