くも膜下出血とは?くも膜下出血の症状・前兆・予防とは?

 

 

くも膜下出血とは、「こわい頭痛」です

くも膜下出血は、脳動脈にできたコブの「脳動脈瘤(りゅう)」が破れて、脳を包んでいる3層の膜のうち中間の「くも膜」と一番脳に近い「軟膜」との間に血液が広がる病気です。くも膜下出血の85%はこの「脳動脈瘤」が破れることによって生じます。一度この脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血を生じると、多い報告ではおよそ50%の死亡率と言われています。

歌手で俳優の星野源さんは、実は、2012年12月に「くも膜下出血」で、緊急手術を受け、重篤な状態で後遺症が残っていた可能性もあったそうです。ご存知でしたか? 今のご活躍やお元気な様子からは想像ができませんね。
星野源さんと言えば、2016年ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を歌い、同番組にも出演し大きく知名度を上げました。また、同年、NHK大河ドラマ「真田丸」は、主人公・真田信繁(幸村)が、「大坂の陣」において、大坂城東南に出丸「真田丸」を築き、敵方徳川家康と奮戦した勇将のお話です。もちろん徳川第二代将軍となる「秀忠」も物語に登場しました。その秀忠役を星野源さんが演じましたね。世間では「クセになりそうと…」とか「秀忠役の星野源さんがハマりすぎてる~」とか「おお出た星野源!秀忠ダメな子っぽい!!」などなど高評価でした。



画像参考出典:星野源 official (@gen_senden) | Twitter/2012.12.23日刊スポーツサンケイスポーツ

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そんな星野源さんは、

2012年12月22日に、「くも膜下出血」であるとの診断を受けました。その後、2013年2月28日に仕事復帰をされましたが、その日は後頭部の痛みを感じつつも薬などで痛みを緩和しながらレコーディングをされていたそうです。しかし、曲の完成直後に猛烈な痛みに襲われたことにより、そのまま救急搬送され、緊急手術を受ける事態となってしまいました。

「スタッフ皆で拍手をしていると、急に目の前がぐにゃっと曲がった」
「バットで頭を殴られたような痛みとともに、立っていられなくなり・・・・・」

前兆症状などの発見が遅れたことから、担当医が「後遺症の可能性も含め、全快の可能性は低い」と周囲の方に説明を行ったほど重篤な状態だったそうです。

引用:星野源 著書「蘇える変態」より

 

そんな星野源さんが過去に患った「くも膜下出血」とは一体どのような病気なのでしょうか?

今回は、「くも膜下出血」について。
こわい頭痛の代表で、意識のない状態での死亡率は、ナント50%と高いです。その基本情報と予防をお知らせ致します。

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くも膜下出血 死亡率

くも膜下出血の生存率や死亡率

2014年に発行された国際頭痛分類では、頭痛は一次性の「こわくない頭痛」と二次性の「こわい頭痛」とに大別できます。「こわい頭痛」でよく聞くのが この『くも膜下出血』です。

くも膜下出血:

脳の血管にできた動脈瘤(こぶ)の破裂で、脳を取り囲むくも膜下腔に出血が起こり、今までに経験したことのない頭痛 
星野源さんが著書で語ったように「バットで殴られたような激しい頭痛」に襲われる症状が典型であるとされています。
バットで殴られたような激しい痛み・・・
ガンガンする強い痛みが続き、意識を失うこともあります。

最初の出血で、
即死か即死に近い状態で亡くなった人の割合は、
約30%
出血の量が多いと脳への圧迫が強くなり、意識を
失ってしまいます。

意識がないまま病院に運ばれた人、
くも膜下出血 意識不明の場合
20%は症状が重いため、
手の施しようがなく亡くなってしまいます。
くも膜下出血 手術できない場合

死亡率は50%と高くなります。
 
くも膜下出血再出血の場合
再出血の死亡率は50%、
再々出血では80%です
くも膜下出血は自然にかさぶたができて、
いったんは出血が止まりますが、
そのままでは再び出血する可能性が高いので、
再出血をふせぐ手術を行う必要があります。

くも膜下出血 後遺症
30%は命が助かっても後遺症が残ります。 
20%がは後遺症もなく社会復帰できると言われています。

このように、
くも膜下出血は亡くなる確率が高い上に重症度によっては
社会復帰も厳しいことが多く、課題が多い病気といえます。

星野源さんがどれほどラッキーだったか、
お分かりいただけましたでしょうか?

 

くも膜下出血 症状 前兆

もしもに備える重要な知識

動脈瘤破裂は出血量が多いので一刻も早く診断し手術を受ける必要があります。
受診が早いほど、生存率もあがると言われています。
くも膜下出血はごく初期の微量の出血の段階で受診すれば、生存率はほぼ100%と言われています。

動脈瘤から微少の血液がもれていることを「マイナーリーク(微少出血)」といいます。
襲い掛かる『くも膜下出血』から生還するための大切な知識です。
本記事の後半でもお伝えしますが、覚えておいてください。
この段階で自分のカラダの変化に気が付き、専門医にお任せすれば大丈夫そうです。
また、大きな出血の後でも、病院で治療を受けるまでの時間が短いほど、生存率はあがることが分かっています。

つまり、

『くも膜下出血』から生還するための大切な知識としては、 



もしも、もしもですよ。

激しい頭痛、吐き気・嘔吐がきたら、これらに加えてわずかでも意識障害があったら

直ちに周囲の人に救急車を呼んでもらうことが、自分の命を守る最大の方法だと。

しかもそれは、一分一秒を争う時間との闘いだということを今回、覚えましょう。

場合によっては(T・P・O その時の場所や場合に応じた最良の方法をすぐに考えましょう)

星野源さんのように「バットで殴られたような激しい頭痛」に襲われて意識を失うかもしれませんので、

そばに誰かいたらその人に頭痛い・・・・救急車 呼んで・・・と叫びましょう。

もしも、その時一人だったら・・・考えておきましょう。

もしも、その時一人で運転中だったら・・・考えておきましょう。

ご自分で想像して、「シミュレーション」しておくことで、

「不幸中の幸い」・命拾い・後遺症にならない人生 が得られるかもしれません。

『くも膜下出血』はどなたにも起こる可能性がありますので、勉強しておきましょう。

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くも膜下出血の原因・予防・症状・診断

くも膜下出血 原因

くも膜は、脳を保護する3層の膜、脳の外側から硬膜(こうまく)、くも膜、軟膜(なんまく)の内のひとつです。くも膜下出血とは、脳の表面をおおう膜「くも膜」の下に出血がある状態をいいます。原因は、脳の血管のふくらみ(コブ)である「脳動脈瘤」の破裂によることがほとんどです。くも膜と脳との間(くも膜下)には脳の栄養血管である動脈が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明の体液)が循環しています。

脳の表面(くも膜下)には比較的太い栄養血管があります。一部の血管は、脳を貫いて内部へ栄養を送る働きを担っています。
この、くも膜と脳との空間(くも膜下)にはり巡らされた血管が切れると、くも膜下出血が起こります。その結果、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざります。
そのために「頭蓋内圧亢進(ずがいないあつこうしん)」が起こります。
頭蓋内圧亢進とは、頭蓋内の圧が異常に高くなることで、脳の組織の一部が正常な位置からはみ出し、周りの脳の組織を圧迫してしまう状態のことです。
頭蓋内圧亢進が起こって脳が圧迫されることで、激しい頭痛や吐き気・嘔吐(おうと)などの症状が起こり、呼吸停止や循環停止などになってしまい、最悪の場合は死亡してしまいます。


①いちばん多いのは、脳の動脈がこぶのようにふくれてそれが破裂する、脳動脈瘤破裂(のうどうみゃくりゅうはれつ)です。
②次に脳動静脈奇形 (のうどうじょうみゃくきけい) からの出血、
③頭部外傷によるものがあります。

脳動静脈奇形:異常な動脈と静脈がひと塊(かたまり)になっていて、そこへの流入動脈から多量の血液が流れ込み、流出静脈から流れ出ます。一種の血管の奇形で、脳の内部、脳の表面、硬膜などいろいろな場所に起こります。自然に破れて、くも膜下出血や脳内出血を起こしたり、※てんかんを起こしたりします。
てんかん:発作で手と足がつっぱり、眼を見開いて、口から泡を噴(ふ)き意識が失われる神経疾患、最も頻度の高い疾患のひとつです。

頭の中に出血するもう一つの病気に、「脳内出血」があります。
くも膜下出血と違い、脳内出血は脳をつらぬき脳の内部へ血液を運ぶ細い血管が切れて、脳の中に出血する病気です。

 

くも膜下出血 予防

くも膜下出血は、何よりも予防が一番大切

しっかりとした知識を得て、不慮の事態に備えましょう。
脳血管障害は一般に高齢者に多いのですが、くも膜下出血は働き盛りの40代から発症が増えてきます。男女比は1対2で女性に多いのも特徴です。

危険因子は?


①高血圧、②喫煙歴、③過剰飲酒です。特に高血圧は本人だけでなく、家族も含みます。高血圧の人は、そうでない人と比較すると、くも膜下出血による死亡リスクが約3倍(男性2.97倍、女性2.70倍)も高くなるそうです。タバコやお酒、食事などに気を使って、血圧をコントロールすることが大切。

 

前もって原因となる脳動脈瘤を早期に見つけて、破裂しないように治療する

 

動脈瘤には、遺伝的要因があるといわれています。 家族にくも膜下出血の既往歴のある方は、特に検査をおすすめします。動脈瘤を事前に発見出来れば、血圧コントロール等の内科的処置、コイル塞栓術やクリッピング術などの外科的処置などで、未然にくも膜下出血を防ぐことが出来ます。

 

 くも膜下出血 症状 前兆

くも膜下出血は、脳本体とくも膜の間で動脈瘤が破裂することで出血する病気で、発症と同時に立っていられないほどの激しい頭痛が起こることが多いとされています。突然発症することが多い病気ですが、中には発症の数日前から前兆のようなものを感じることもあります。
頭痛
血圧の乱れを生じ、通常とは異なる最悪の痛みの頭痛・めまい
その痛みは、⽴っていられないほどだと⾔われています
視覚異常
片方のまぶたが開かない、ものが二重に見える
⽚⽅の目が⾒えにくくなる、視界全体が暗く感じる

これらの症状は、脳動脈瘤が大きくなり、他の血管や神経を圧迫することで起こります。
意識が薄れてぼんやりしたり、
急に意識を失う
手足のしびれが出たり、
片側の手足が麻痺した状態になる

これらの症状は少量のくも膜下出血、または脳内出血を併発している可能性を示唆しています。

どちらの場合も放っておくと更に出血する恐れがあるため、早急な受診・入院が必要です。

 

突然来る!!特徴的な症状の現れ方

頭全体、時に前頭部、後頭部などに頭痛が起こります。
同時に吐き気、嘔吐、頸の後ろ(うなじ)が凝(こ)るなどの症状が置きます。
頭痛の第1の特徴は、
突然起こり、それが続くことです。
第2の特徴は、
いままで経験したことのないほどの強い頭痛であることです。
前出の星野源さんが著書で語ったような「バットで殴られたような激しい頭痛」のように。
主な症状は、このように、激しい頭痛、吐き気・嘔吐です。
これらに加えてわずかでも意識障害があったら、
直ちに周囲の人に救急車を呼んでもらうことが大事です。
また、
自分以外の人で
「突然、強い頭痛を訴えた後で倒れた人を目の前にしたら、くも膜下出血を考えて救急車を呼ぶべきです」ぐらい、特徴的な症状と言えます。

 

くも膜下出血検査

くも膜下出血が疑われる場合は、CTスキャンの検査を行います。CTでも出血がわからない場合は、MRIを行います。MRIでもあきらかな出血がみられない場合は、腰から注射をして脳脊髄液をとりだし、血液がまじっているか確かめる場合もあります。
もし、くも膜下出血と診断した後は、切れた血管(多くは脳動脈瘤)がどこにあるかを調べます。一番精度の高い検査は、カテーテルを用いた脳血管造影検査です。

 

「マイナーリーク(微少出血)」のサインを見逃すな!!!

 

吐き気も伴い、突然ズキンとする、いつもとは違う感じの強い頭痛の症状が数日間で何回もあったら、血圧を測ってください。

「おや?」と思うほど高かったら、

ひょっとしたら、動脈瘤から血液がもれている?

「マイナーリーク(微少出血)」の可能性があります。

「マイナーリーク(微少出血)」は風邪に似ている症状から、
市販の風邪薬などで様子を見たりする方がいらっしゃいます。


「おや?」と想ったら、

速やかに脳外科など脳を専門にしている医師に診てもらうことをおすすめします。

現在の脳外科医は、患者さんがこのような症状を訴えてきたら、微少な出血を検出する「T2スター法」という撮影法を用いて脳のMRI検査をするそうです。それで見逃されなくなったのですが、一般診療科ではこのような特殊な検査をしないので、脳外科医以外は熟練した医師でも見逃す恐れがあるそうです。

問診の際は必ず、

「マイナーリーク(微少出血)」かも知れません と伝えましょう。

 

まとめ

 

くも膜下出血は、何よりも予防が一番大切
危険因子のタバコやお酒、食事などに気を使って、血圧をコントロールすることが大切。
しっかりとした知識を得て、不慮の事態に備えましょう。
もしもの最悪の場合「頭痛い・・・・救急車 呼んで・・・」と叫ぶんでしたね。お忘れなく。

 

では、毎日元気に過ごしましょうね。

そして健康寿命を延ばしましょう。

持続的に健康を維持するための三本柱は、

1. 体に適切な栄養を与え、

2. 定期的に運動をし、

3. 日常的なストレスを解消する努力を怠らないことです。

この三本柱を実践する健康方法をいろいろな視点からお伝えすることのが本サイト使命です。

では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

健康ネットサンク     代表ノマー

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